クララ「皆さん、おはようございます!」

クララは、今日も元気に登校。
いつものように丁寧にお辞儀をし、皆に挨拶をする。

しかし、、、

レオン「あ、あぁ、、、おはよう。」

レオンは、何かいそいそと作業をしている。
よくみると他の皆も、勉強でもしているのか、クララには目もくれない。

クララ「あの、どうか、なさったんですか?」

クララは皆に問いかける。
だが、誰も返事をする者はいない。

クララは仕方なく席に着き、今日の授業の予習部分を、再確認し始めた。

むーちゃん「キー、、、?」
クララ「うん、、、」

紫蝙蝠のむーちゃんも、周りの雰囲気が普段と違うのを察してか、何となく
不安げにみえる。

むーちゃん「キキィ、、、」
クララ「うん、みんな、どうしちゃったんだろうね、、、」

心なしか、教室の窓から見える景色も、普段と違って、薄暗くみえる。
クララの気分が浮かないまま、その日の授業は終了した。

Mr.フランシス「さて、これで今日の授業は終了だ。 今日は、皆、落ち着いて、
         なかなか評価出来る授業態度だったぞ。
         よく頑張ったな。 この調子で明日からも頼むぞ。」

そして、静かな教室に、一日の授業の終了を知らせる、大きなベルが鳴り響く。

クララ「みなさん、一緒に帰りませんか?」
レオン「わりぃ、俺、今日用事あるんだ。」
ルキア「私も。 ごめんね、クララ。」
クララ「そうですか、、、アロエちゃんは」

クララが問うのが早いか、アロエも、

アロエ「ゴメンねー、わたしも、ちょっとお出かけするの。」
カイル「、、、じゃあ、僕達も、おいとましますか、セリオス君。」
セリオス「ああ、そうだな。」
クララ「え、、、あの、、、」

こうして、教室の中には、クララだけが取り残された。


どうしよう、クララたん、、、(泣)←続きどうぞ〜