「誕生日、おめでとう!!」
クララを待っていたのは、クラッカーと拍手の嵐!
何が起こったのか、全く理解出来ないクララに、皆が抱きつく。
ルキア「誕生日、おめでとう! これで、また同い年だね♪」
レオン「遅かったなあ。 クララ、皆、待ってたんだぜ?」
アロエ「おたんじょうび、おめでとう!」
カイル「これからも、宜しくお願いしますね。」
セリオス「ふん、、、まあ、なんだ、その、、、おめでとう。」
セリオスの、らしくない台詞が、皆を笑わせ、さらに場は盛り上がる。
クララ「え、、、あの、皆さん、、、?」
レオン「おいおい、本人が忘れてるぞ!?」
再度、笑いが巻き起こる。
、、、そう言えば、今日は誕生日だった。
最近、余裕が無くて、クララは忘れていたが、
確かに、今日は自分の誕生日だったのだ。
アロエ「クララちゃーん! ケーキ食べよ、ケーキ☆」
カイル「こらこら、クララさんが、蝋燭の火を消してからですよ。」
セリオス「じゃあ、クララ君。 アロエちゃんも待ちくたびれているから、、」
クララ「あの、でも、どうして、皆さん、私の、、、」
誕生日なんか、言ったことは無かった。
なぜ、皆が知っているのか、、、?
Mr.フランシス「誕生日、おめでとう、クララ君。」
クララ「せ、、、先生!」
Mr.フランシス「いや、少し前だが、皆に、クララ君の誕生日を教えてくれ、
と頼まれてな。 名簿に書いてあったから、教えてしまって。
すると、こんなことに。 気を悪くしないでくれたまえよ。」
レオン「教えてもらってから、今日まで時間がなくてなぁ〜。」
ルキア「今日は、皆で、朝からずっと用意してたんだよ。」
カイル「そのぶん、しっかり、楽しんでくださいね!」
その時、再びクララの瞳から、涙がこぼれだした。
レオン「ど、どうしたんだ、クララ!?」
今度は、さっきの涙と違い、しばらく、とまりそうには無かった。
だが、それでも、辛くはなかった。
なぜなら、さっきの涙と違い、温かい涙だったから。
クララ「みんな、、、みんな、ありがとう、、、!」
自分が皆に嫌われているのか、と考えていた自分が、
ちょっと恥ずかしくもあった。
ここにいる皆は、成績やどうの、なんていうことでやっかむような、
そんな安っぽいひとたちじゃない、そんな事はわかっていたハズなのに。
アロエ「クララちゃん? クララちゃん、、、?」
クララは、ひたすら泣いた。
声を出し、泣き続けた。
今日は、楽しい一日になりそうだ。
『、、、また、今度。(コンテンツ選択に戻ります)』
※というわけで、第三話でした。
今回は、ちょっとマジです。 ありがちと言えばありがちかもしれませんが、
行き当たりばったりで、推敲せずに書いた割には、自分としては気に入る
感じです。 というか、自分で書いているから感情移入し過ぎて、、、
このページの最後のあたりで、目頭が熱くなりました(ぉぃ
皆さんにも感情移入して頂けたなら、望外の幸せです。
※ここまで気合入れると、次はいよいよ推敲しないと世に出せない雰囲気に
なってきちゃいましたね、、、どないしよ、、、
再びネタに走るか(ぉ
なので、「こんなのどう?」みたいなネタ振りがあると、ALICEはシッポを振り
飛びつきます。 感想と併せ、メールやカキコなど、して下さると嬉しいなぁ♪
あと、新キャラ!
要望を下さる方が、複数おられたので、いよいよラスクやシャロンが!?
、、、次回にはホントに出るかも知れません。
そろそろ出さないと、この二人の同盟の方に殴られそうですもんね、、(焦)